ベトナムでは企業の中間決算開示が始まっています。
多くの企業が増益であり、業績が好調ですが、その実態にはタイトルのような問題があるようです。
会計基準の徹底が進まない限り、多くの投資家を株式市場に呼び込めないことでしょう。
引用ここから【NNA.ASIA】
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原因は引当回避、逆境下の企業「増益」[経済]
高インフレなど悪環境にもかかわらず、中間決算で増益を発表する上場企業が目立つ中、電気冷蔵エンジニアリング(REE)など一部が、かなりの赤字を計上した中間決算を明らかにした。投資などの損失をあらかじめ見込む引当金を多く積んだため。これを契機に、引当金を積まない「増益」企業を批判する声が上がっている。23日付ベトナムネットが報じた。
エアコンや冷蔵庫などを生産するREEはこのほど発表した中間決算で、上半期(1〜6月)の税引き前損失が1,274億8,000万ドン(763万米ドル)に達したと明らかにした。同社は、引当金を毎月積んでいることが赤字の原因と説明。4月には220億ドン、5月には500億ドンを積み増したとしている。
保険最大手・バオベト金融保険グループ傘下の証券会社、バオベト証券(BVSC)も、中間決算は200億ドンの赤字と発表。同社も、第1四半期(1〜3月)に数百億ドン、第2四半期(4〜6月)に2,030億ドンを引当計上したことが赤字の原因としている。
引当計上の理由は、両社とも証券投資だ。株式市場が上昇していた昨年初めに巨額の資金を株式に注ぎ込んだものの、現在の株価は当時に比べ約50%下落。早期の市況回復も見込めないため、やむなく引当処理をしたという。
■「引当なしは粉飾だ」
BVSC のブー・フー・トゥアン副社長はこれに関連して、「引当処理をすれば、多くの企業は減益になるはず」と指摘する。サイゴン・ティエプティー紙のまとめでは、昨年末までの時点で上場274社の短期金融投資額は計14兆ドン、今年3月末では17兆ドンに達している。長期金融投資も26兆5,000億ドンに上っているもよう。本来なら、こうした投資は相当の引当金を積まなければならないはずという。
しかし実際は、かなりの上場企業は引当処理をしていないもよう。第1四半期のケースでは、DHGファーマシューティカル(ハウザン製薬)、SMCインベストメント、サビメックス、パンパシフィック、ビンコムといった企業が、本来計上すべき引当金を計上していなかったと伝えられる。
アナリストらは、多くの上場企業が引当処理を避けていることを、「投資家を満足させるため業績を良く見せようとしている」、つまり粉飾と指摘。これらの企業は今後の株価上昇を期待し、年末まで引当処理を先送りしているとの見方を示した。その上で「多くの企業が報告している利益は『仮装した』利益。企業が発表した営業報告書はしっかり分析すべき」と投資家に助言している。
ホーチミン証券取引所(HOSE)は先月、規則に従って金融投資を引当処理するよう指導する文書を、上場企業に送付しているという。<ベトナム>
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引用ここまで。
ベトナム株式市場の活性化に向けて試金石の一つとなることでしょう。
以上、ベトナム株式情報でした。
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