今日、NHKワールド・プレミアムにて「ベトナムシフト〜脱・中国をめざすグローバル企業」がベトナム時刻の19:00〜19:49に放映されました。
この番組は日本では7月19日に放映されたそうです。
テレビに噛り付くように見ました。
放送内容の要約は以下の通りです。
「世界の工場」中国に問題が起きた時どうするのか?
中国への"一極集中"を避け、リスク分散する新しい生産拠点「チャイナ・プラスワン」として注目されるのが、ベトナム。人件費も安く政治も安定してリスクが少ないとされ、去年の外国投資額は2兆円と3年で3倍に。全土で工業団地が作られ、中国に進出した台湾や韓国、日本などの有名製造業が積極的に生産拠点をシフトしている。
上記の内容のほかに、以下のベトナム進出のリスクも述べられていました。
・インフレが起きていること(6月度物価上昇率26.8%)
・インフレに伴う違法ストライキが頻発していること
・経済急発展に伴う社会的問題
どちらかの偏った放映ではなく、ベトナム進出の利点と欠点が公平に伝わる内容だったと思います。
上記の番組は日本時間で7月に放映されたものであり、インフレについえの懸念事項が大きく取り上げられていましたが、現在は7月の時に比べて幾分落ち着いてきています。
また、タンロン工業団地、ノイバイ工業団地と続いた日本企業に対する違法ストライキも落ち着いてきています。
上記の懸念事項は経済発展の国では多く発生することだと考えてます。
話は変わりますが、放映内容の中で、タンロン工業団地に進出されているTOTOの社長が述べられた「近いうちに日本はベトナムに経済面で負けますよ」という言葉が強烈に印象に残りました。
実は私もそう考えてます。
今後、中国も急速に人口減になるであろうし、日本は既に高齢化社会です。
どの国が製造を行うのであろうか。政情が安定しており、ベトナム国民の平均年齢が26歳と若く人件費が安いベトナムが有望と考えてます。
反面、現在、ベトナムは裾野産業が無く、ベトナムに進出している多くの外資系企業はほとんどの物資を海外から取り寄せており、ベトナムで成功している多くの企業は労働集約型企業です。労働集約型企業である限り、技術は海外に頼るばかりであり、ベトナム国の本当の発展は無いような気がします。
しかし、ベトナムの若者の多くは仕事が終わった後、大学に行くなど、とても向上心に満ちています。この向上心は何年か先には花咲くような気がしています。その時、彼等の給与も高まり、ベトナム国内の内需で潤うことでしょう。参考までにベトナム国民の人数が日本を抜くのはそう遠く無い日だそうです。
さらに加えると、ベトナムの加盟するアセアンは中国とは2015年から、韓国とは2018年から、日本とは2017年から輸出入に伴う関税の撤廃を締結してます。中国及び韓国及び日本の国同士は関税の撤廃を締結しておらず、アセアンのみ中国、韓国、日本と取引を行う時関税が発生しません。それゆえに、アセアンは巨大が市場を手にすることができます。実際、台湾のコンピュータ会社コンパルは8万人規模の工業団地の建設をベトナムで取り掛かっています。情報によると30万人規模の進出をベトナムに予定している会社もあるそうです。
その時になったとき、アセアンの中心にベトナムが居るような気がします。
上記のことからも「近いうちに日本は負けますよ」という言葉が印象に残りましたね。
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