少し持ち直して来ていますが、世界では日本円の一人勝ち状態が続いており、USDはガタガタの状態となっていますが、ベトナムではその安いUSDに対してVNDは更に安い状況となっています。
タインニエン電子版によると、為替の非公式相場は前日より100ドンのドン安・米ドル高になり、米ドル売相場は1米ドル=1万7000ドン、買相場は1米ドル=1万6940ドンとなっているそうです。
大手国営商業銀行のべトナム外商銀行(ベトコムバンク)では、米ドル売相場を1米ドル=1万6848ドン、買相場を1米ドル=1万6810ドンに設定。売相場は、この日のべトナム国家銀行(中央銀行)の公式相場(銀行間外為市場平均レート)だった1米ドル=1万6518ドンより2%ドン安と、中銀の規制限度に達している状態です。
上記の理由について、ベトコムバンクのグエン・フオック・タイン頭取は、「銀行間相場は過去1週間でドン安・米ドル高が250ドン進んだ」と述べるとともに、
◇年末に向けた輸入決済需要
◇外国の証券投資家の資金引き揚げで米ドル需要が急増している
とのことです。さらに、タイン氏によると、同行では10月17日に米ドルを6600万米ドル売ったが、22日には2・4倍の1億6160万米ドルに膨れ上がったとのことです。同氏は、今週初めに1米ドル=1万7000ドンを割ってから相場が安定するとみています。
同じく大手国営商銀、べトナム投資開発銀行(BIDV)のチャン・バク・ハー会長によると、「本国への世界金融危機波及を恐れる外国の証券投資家は、外国での投資縮小を図っている」と述べるとともに、一部の外国証券投資家は株式で米ドルを買っていると明らかにしてます。
なるほど、なるほど。1米ドル=1万7000ドンになる可能性があるのね。
私の頭では何か落ち度があるような気がしますが(苦笑)、強烈に強い日本円を米ドルに交換して、その米ドルをベトナムドンに交換すると、とんでもない資産運用が出来るなんて考えてしまいます。でもベトナムドンがこれから先も大きく下落してしまうという可能性も否定はできず、いざ日本円や米ドルに交換しようとしたとき、それまでの儲けは意味を成さないかもしれませんけれどね。とりあえず使用する分だけ両替するといいでしょうね。それだけでも為替の恩恵にあずかれますから。
以上、本日のベトナム経済情報でした。
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