2009年01月30日

★ベトナム 2009年経済予想★

Xin Chao!!(こんにちは!!)


ベトナム株式投資ニュースさまより2009年の経済予想が発表されました。詳細は以下の通りです。


2008年度、政府が的確な対処を実施したこともあり、インフレは抑制され、GDPは諸外国と比べても高い成長率となり、輸出高は600億米ドルに達し、外国直接投資(FDI)登録額は600億米ドルを超え、そして金融システムも安定したものとなった。


世界的な金融危機はベトナム経済にも大きく影響し、政府はインフレを抑制する為に数々の対応を実施しているが、依然としてインフレと貿易赤字は大きな問題であることに変わりはない。


ベトナム経済発展は効率ではなく、量によって支えられてきたといえる。


1. 2001年〜2008年の※限界資本係数(ICOR)の平均は約5となった。投資額の対GDPは38%、経済成長率は7.6%と中国の投資額対GDP比率と比較すると約2%低い。


2.産業の付加価値の伸び率は2001年度の47%に対し33%となった。技術が発展しているにも関わらず、農業分野の付加価値はこの数年、55〜57%と変化していない。


3.GDPに対するコスト比率:農業分野は1.28ドンの生産に対しコストが1.00ドン


これら効率性による問題の他にも、いくつかの問題が考えられる。世界的に2009年の経済成長は悲観的とされており、多くの企業は生産を減らし、労働者を削減する。輸出、FDIが減少し、外貨準備高を確保するのが難しく、デフレ傾向になると見られる。


政府はインフレの制御、景気後退への対策、経済を安定させるためにいくつかの対策を実施する。


1.経済成長率は6%以上を維持させ、インフレ率は9〜10%とする。


2.公共投資の見直し。特に短期間、小規模プロジェクトで多くの資材、人材を必要とするものに集中する。


3.貸付金利の削減及び金融政策緩和。そして預金と貸付額のバランスを保つ。


4.輸出の減少を補うために、投資、消費への刺激。


5.政府、商業銀行による中小企業向けの融資緩和と多くの雇用を必要とするプロジェクト、農産物加工、輸出関連への優遇措置。


6.貿易赤字の減少。予想では190億〜200億米ドルに達するとされている。


7.国内外による信頼
(1月29日 SGGP)


※限界資本係数(ICOR)
1単位のGDPの増加をもたらすのに必要な投資額。開発途上国が成長するとき、最初は高く、経済が成長すると安定した数値となる。


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posted by ベトナム大好き at 11:35| Comment(0) | ベトナム 株式 経済 金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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